医療活動について
「おおみや診療所にかかっていたから長生きできた」と言われるような診療所をめざします。
カルテ開示をしています。
医療機関にとってカルテは診療の基本です。患者さんにとってはご自分の身体の履歴書のようなものです。いつどのような病気になったか、その時どのような検査をしたのか、治療はどのようにしたのか、これらをきちんと整理しておく必要があります。胃の検査はいつしたのか、そしてその検査結果はどうだったのか、同じように大腸の検査、胸の検査、骨密度は、肝臓は、貧血はどうだったのか。そして、それらの検査データはいつでもすぐに引き出せるようになっていることが大切です。おおみや診療所ではカルテの整備・開示に努力しています。
インフォームドコンセント(じゅうぶんな説明と納得)をすすめます。
患者さんにとってじゅうぶんな説明を受けたいと思ってもなかなか受けられないのが現状です。しかし医療機関では、これでじゅうぶんに説明したと思っていることがしばしばです。どうぞ遠慮せずに、なんでも聞いてください。できるかぎり、じゅうぶんにご説明いたします。検査データをご希望の方にはお申し出くだされば、お渡しいたします。
科学的根拠に基づく医療(EBM)をおこないます。
おおみや診療所ではできるだけEBMに基づく医療に心がけていきます。 EBMとはEvidennce-basedmedicine、つまり、科学的根拠に基づく医療ということです。別な言葉で表すと、個々の患者の問題点に対し医学的に利用可能な最善のエビデンス(根拠)を適用しようという医療です。
医療費について明示します。
少ない薬で、安価な医療を提供します。
検査はしたいがいくらかかるのか、心配なものです。その他の検査についても、いつでもお気軽におたずねください。患者さんにとってたくさんの薬はとても飲みづらいものです。できるだけ少ない量を心がけてゆきます。また、できるだけ安い医療に心がけて、かかりやすい診療所をめざします。
健康増進・予防医療活動を重視しています。
・禁煙・節酒・適正体重
医療の本来の姿は人を病気にさせないことです。現代では、たばこ、酒、肥満が大きな健康阻害の要因になっています。そこで禁煙と、酒を減らすこと、体重を減らすことの3つを健康増進・予防医療の中心に据えます。
早期発見の医療・健康診断の充実をはかります。
糖尿病や高血圧症、貧血、その他の内分泌疾患など、早期に発見し早期に治療することにより以後の健康に好影響を与える疾病はたくさんあります。悪性疾患がこの範疇に入るかどうかは議論がありますが、早期に発見を希望する人にはそのようにしてあげたいと思います。これらの病気を持っている人はたくさんいます。最良の管理はこれらの疾病を悪化させない、余病を併発させないことです。それには必ず決められた日に診療所に来ることが大切です。
往診医療をおこなっています。
寝たきりなどで、どうしても診療所に来ることができない人がいます。そういうところには積極的に往診します。
「セカンドオピニオン」をすすめています。
一人の医師の判断では心配なことは当然あります。他の医師の意見も聞いてみたいという方はご遠慮なくお申し出ください。紹介状と検査の結果をはじめ必要な物をすべてお貸しいたします。他の医師の意見を聞くことは患者さんの権利です。